10月10日 串本のダイビング

今日は久々のガイド! 気合満々で出航。

昨日、一本目で水没しちゃったゲスト様。 カメラをしっかりメンテナンスして、レンズもカメラもハウジングもピカピカに! さぁー 今日は作品作りにはげむー

エントリー直後、カメラを私に見せるゲストさん。 え? まさか?

ありゃ~ また水没してるやん?! なんで?

取りあえず、船に上がってハウジングからカメラを出す。

こんな時の選択は二つ

カメラを忘れてファンダイブ。

水没原因を突き止める。

私「どうしますか?」

ゲスト「原因知りたい」

カメラをハウジングから出して再エントリー。 オリンパスのOMDは最強の防塵防滴なので、水没しても後からシャワーで洗えるから(笑) まずは水没原因調査!

今まで様々な水没ハウジングの原因調査を経験したけど、今回のは謎が多すぎる。 色々試したけど原因不明。怪しい要因は何点か判明。

二本目も水没原因調査。

エントリーして5メートル付近で水没が始まる。10メートルで水没が止まる。その後、25メートルでも水没進行なし。浮上時も水は入って来ない。

お店に帰ってメーカーさんに電話してみる。 今回のハウジングはオリンパス純正ではなく、初めて聞くメーカー製。

ハウジングにはmade in Japan の文字。 でも知らないメーカー。 でもこのハウジングのデザイン、何となく昔に見た事がある感じ。設計パターンや構造も見覚えがある。昔話、扱ってたメーカーに似てる(笑)

メーカーさんとお話して、状況を伝えメーカーさんに検品してもらう事になりました。

この10年、オリンパスの純正プロテクターを専門に取り扱いさせて頂き、オリンパス水中システムの企画や設計担当の方々ともお付き合いさせて頂き、沢山の事を学ばせて頂きました。 そのお陰でハウジングの原理、不具合原因や水没原因に関しても結構詳しくなりました。原因不明の原因究明も何件か原因究明しました。なので、今回の水没原因は何となく想像が付きますが、、、後はメーカーさんの見解を待つ事にします。

ちょっとマニアックなお話になりましたが、無事に治って帰ってくる事を願うばかりです。

と言う事で、今日は水中写真はありません。 今日の写真は昨朝、店の前から見えた虹です。(笑)

10月10日 串本のダイビング

透明度 15メートル

水温 26℃

投稿者プロフィール

AkihikoTanimai
AkihikoTanimaiダイブステーション 代表
和歌山県串本町のダイビングショップを経営しています。オリンパス水中撮影機材の事なら何でもお任せ下さい。